1.実行環境

WordPressはPHPで書かれているCMS(コンテンツマネジメントシステム)のため、ApacheのようなWebサーバとPHPの実行環境が必要となる。また、データを保持するためにMySQL等のデータベースも必要となる。

なので、まずはじめにローカル環境にWordPressの実行環境を構築する。

Ⅰ XAMPPダウンロード

言わずと知れたXAMPPとは、PHPやPerlによって書かれたWebアプリケーションの実行環境です。A→Apache、M→MySQL、P→PHP、P→Perl、の略であり、Xはクロスプラットフォーム(プラットフォームに依存しないこと)のことである。

まず、下記のURLから「XAMPP for Windows」をクリックしてダウンロードする。

https://www.apachefriends.org/index.html

 

Ⅱ XAMPPインストール

ダウンロードしたファイルをクリックして、インストーラーが立ち上がったら、Next連打でOK。ただし「Select Components」のとこで、以下の項目にチェックを入れる。

Apache、MySQL、PHP、Perl、phpMyAdmin

※今回は最低限必要なものだけ選択したので必要に応じて適宜追加してください

 

Ⅲ WebサーバとDBサーバを起動

コントロールパネルを起動してApacheMySQLをスタートさせましょう。また、ApacheもMySQLもそれぞれサーバーとして動作しポートを使用するので、Windowsのファイアーウォール例外にポートを追加しておきましょう。

 

Ⅳ セキュリティ設定

MySQLのルートアカウントパスワードを設定しておくとよい。そうしないと、MySQLのWebクライアントであるphpMyAdminから誰でもアクセスできてしまう。だだし、あくまでローカルの開発環境であり、そのコンピュータのネットワークが信頼されたプライベートネットワークならばこの操作は不要。

 

2.WordPressを設置する

Ⅰ ダウンロード

いくら環境を準備しても肝心のものがないと始まらないので、本家サイトから、最新版のWordPressのzipをダウンロードしましょう。

 

Ⅱ 解凍してXAMPPのWebサーバに設置

zipを解凍すると「wordpress」というフォルダができるので、そのフォルダをCドライブのXAMPPフォルダのhtdocsフォルダ(Apacheルート)に移動する。

 

Ⅲ データベースのセットアップ

XAMPPコントロールパネルからMySQLとApacheを起動してから、以下のURLのアクセスする。

http://localhost/phpmyadmin/

MySQL管理画面の「データベース」タブを選択し、「データベース名」に任意の名前(”wordpress”だと分かり易い)を記入し、「照合順序」に utf8-general-ci を選択して、作成ボタンを押す。これで、WordPressが使用するデータベースの雛形が出来上がった。

※照合順序 → utf-general-ci としたが、未指定のままでいいのかも・・・

 

Ⅳ WordPressインストール作業

http://localhost/wordpress(htdocs下に置いたフォルダ名)/ にアクセス。

phpMyAdminで作成したデータベース名やMySQLにルートパスワードを設定している場合はそのパスワードを入力する。

インストールを実行(実際にここからデータベースに情報が書き込まれ各種テーブルが作成される)

WordPressのログインIDなどを設定する。ユーザー名以外は後から変更が出来るので、ユーザー名・パスワードをキチンと控えておく。

※ローカル環境ではメールサーバーの設定が出来ていないとパスワード再発行が出来ない

一通り準備できたら、http://localhost/wordpress/wp-login.phpからログインしてみる。

もしも、アップデートの通知があれば最新の状態に更新しておこう。

 

3.WordPressの各種セットアップ

Ⅰ プラグインをインストール

有用そうなプラグインをインストールしておく。 ※適宜追加するので以下のリストは変更あり。

SlimStat        アクセス解析プラグイン(操作練習用)

Contact Form 7    問い合わせフォーム用のプラグイン

BWP Minify        CSSやJavascriptコードを自動圧縮してサイズを小さくしてくれる ※キャッシュがあるので開発中は有効にしてはいけない

Breadcrumb NavXT 特定のタグをテンプレートに記述すれば自動的に反映される

Crazy Bone ログイン履歴などを取れるので不正アクセスにつながるかも

 

まぁ、好きなプラグインを入れればいいんですがね・・・

 

Ⅱ ブランクテーマ

ブランクテーマとは、カスタマイズすることを前提とした骨子テーマのこと。「Bones」というテーマを http://themble.com/bones/ からzipでダウンロードする。

解凍フォルダを wordpress/wp-content/themes/ 以下に放り込む。

 

3.複数のWordPressを単一のサーバー上で動かす

と、大仰なことをいっても、作業内容はほとんど同じで、WordPressを設置していけばいいだけ・・・

 

Ⅰ WordPressの実体ZIPを新たに準備する

以前ダウンロードしたファイルが有ればそれを使用し、なければ新規ダウンロードする。

詳しくは、2-1を参照のこと。

 

Ⅱ 解凍したWordPressフォルダをhtdocsに置く

もうすでに、wordpressというフォルダが入っているので、wordpress2やwordpress_devel(開発用のこと)などの名前にして、htdocs下に放り込む。

 

Ⅲ 追加したWordPress用のデータベース作成

前章のデータベース作成を参考にして、データベースを作る。

※データベース名は、htdocs下のフォルダ名と同じ方が分かり易い。

 

Ⅳ WordPressインストール

これも前章を参考にしつつ、以下の手順でインストールをする。

  • http://localhost/<htdocs下のフォルダ名>/ をブラウザで開く
  • データベース名、ユーザー名、パスワードを入力
  • ようこそのページでサイトタイトルなどのデータを入力
  • インストールおわり

 

Ⅴ Nginxのバーチャルホスト設定

例えば http://example.com/ をメインのWordPressとして http://sub.example.com をサブのWordPress(試験用、開発用)などにする。

上記のことを行うために、Nginxのバーチャルホストというものを設定する。

  • 寄稿途上