1.自マシンのHDDを調べる

ⅠHDDの使用領域

マイコンピュータから、現在のディスクの使用領域を調べる。また、これはあくまで使用している領域であり、実際のファイルサイズではない。実ファイルサイズは、この使用領域サイズよりも小さくなる。

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目安として、換装するSSDの容量は、現在のHDDの使用領域よりプラス10~20GB程度あるSSDを選べばよいでしょう。

Ⅱ接続インターフェースタイプ

SATA(Serial ATA)かの確認。また、SATAⅡやSATAⅢというSATAの対応状況も調べる。

規格 対応技術 最大転送速度 備考
SATA 1.5Gbps ・SATAⅡ、SATAⅢ規格でも動作はするが速度はSATAⅠ
SATAⅡ AHCI
NCQ
ホットプラグ
3.0Gbps ・SATAⅠ規格はSATAⅠ・SATAⅢ規格はSATAⅡの速度で動作
SATAⅢ AHCI
NCQ
ホットプラグ
6.0Gbps ・SATAⅠはSATAⅠ
・SATAⅡはSATAⅡの速度で動作

NCQ=HDDへのアクセスを高速化するための技術の1つ。詳しくはココ

ホットプラグ=通電状態のまま、つまりシステムを起動したままディスク交換するための技術

ⅢHDDの大きさ(サイズ)

ほとんどのノートパソコンのHDDのサイズは、2.5inchである。ただ、小型のものであればまれに1.8inchのものがある。また、デスクトップにはより大容量の3.5inchのHDDが使用されることが多い。

また、厚さにも注意が必要である。ほとんどのノートパソコンで使用する2.5inchのHDDの厚さは9.5mmですが、薄型PCの場合は7mmのものが使用されることがあるので要注意です。

 ベンチマーク(HDD時)

  • 機種:Panasonic Let’s note CF-S9
  • CPU:Intel Core i5
  • メモリ:4GB
  • 容量:500GB
  • サイズ:2.5inch 9.5mm
  • 種類:SATAⅠ(1.5Gbps(187.5MB/s))

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やはり、4KB単位のランダムアクセスが弱いですね~

一般的にSSDはランダムアクセスに強いと言われているため、このあたりがどの程度改善されるかがディスク換装のポイントですね。

シーケンスR/Wでは 60MB/s 前後なので3倍近い改善が期待できる?

 

2.対応可能なSSDを調べる

Ⅰ そもそもSSDとは?

SSDとはSolid State Driveの略であり、HDDのような機械的な駆動部分がないフラッシュメモリーのようなストレージである。SSDはHDDよりも高速なアクセスが可能であり、特に数キロバイト程度の小さなデータサイズのランダムアクセスに対して力を発揮するらしい。

 

Ⅱ Trim機能の対応状況

どうせ購入するならば、SATAⅢ(600)という6Gbps対応のものがいいだろう(ただしパソコン側もSATAⅢに対応していなければ、低い方の規格に合わせられる。(PCがSATAⅡならば接続速度はSATAⅡに)

 

n.データ移行作業

Ⅰ EaseUS Todo Backupでの換装作業

フリーソフトであり(ビジネスユーザーは有償)、HDDやSSDのまるごとコピー(クローン)を行える。

クローンを選択して、「クローン元ディスク」と「クローン先ディスク」を指定し、実行する。時間はかかる。

クローンが完了したら、パーティションサイズなどを何もいじらずに、そのSSDをパソコンにSATA接続する。無事起動を確認したら、EaseUS Partition Masterなどでパーティションサイズを適宜調整して、再起動をかける。

  1. 元ディスク(HDD)をクローン
    1. SSDならば「SSDの最適化」にチェック
    2. この時点では決してパーティションサイズを変更してはいけない
  2. ディスク差し替え
  3. パーティション調整(リカバリ領域やMBR領域などを任意のサイズに調整)
  4. 再起動

Ⅱ EaseUS Partition Master

HDD/SSD換装作業は、前述のツールを使わなくても、このツールだけで完結するかもしれない。

  1. EaseUS Partition Master をインストール ※機能などが制限されないよう注意してインストール(全部チェック外すと制限かかるとかあったので)
  2. 換装用のSSDなどを接続
  3. 「OSをSSD/HDDに移行する」を選択
  4. 移行先のディスクを選ぶ
  5. 再起動時?にクローンが開始
  6. クローン完了後は、SSDを接続すれば換装完了

 

3.WindowsでのSSD用の諸設定

Ⅰ Trimが有効か否か確認

TrimとはSSDへの書き込みを効率化することで、速度を上げるための仕組みである。詳細は、http://pc-zero.jp/technic/ssd_enable_trim.html を参考のこと。

  • コマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げる
  • fsutil behavior query DisableDeleteNotify というコマンドを打つ
  • DisableDeleteNotify = 0 ならばTrimが有効であるため以降の作業は不要
  • 1の場合はTrimが無効なので、fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0 というコマンドを実行してTrim有効にする。

 

参考 http://www.at-mag.co.jp/hdd_ssd.html

換装結果

SSDにした後のベンチマークは以下のようになりました。結果は一目瞭然ですね。実際にWindowsの起動も体感速度レベルで早くなりました。(^0^♪

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